- 2014-02-28 (金)
- ラム 飲み方 バカルディ ハバナクラブ パンペロアニベルサリオ
自宅で飲むラムは大体2000円台の価格帯のものを選んでいます。
ネットショッピングでは実店舗での購入と違い、どうしても送料がかかるため、2000円台のラムでも合計価格では3000円になってしまい、何となく割高感があります。
今回、たまたま楽天の期間限定ポイントが1000ポイントほど溜まったので、これを利用していつもよりちょっとだけよさそうなラムを買ってみることにしました。
ちなみに、楽天の期間限定ポイントというのは、例えば「今月末」でとか「○○月○○日で」ひと桁のポイントの有効期限が切れる、ということが結構よくあります。
これくらいのポイントのために、例えばワインやラムを買うのもなんだしなぁ、と捨ててしまうことも結構あり、悩ましいところです。
で、選んだのはエルドラド 15年というデメララのラムです。
2000円台だと大抵5年~8年くらいまでの熟成期間のものが多く、10年を超えるものは少ないと思います。
そういった意味でもプチ贅沢感があってよろしいのではないでしょうか。
写真には写ってませんが、箱が付いていました。
箱付きだとちょっと高そうな雰囲気になります。
詮を抜いて香りを嗅いでみると、しっかりとした香りが出てきますが、やはり熟成期間が長いせいかパンペロアニベルサリオと同じような熟成感のある香りです。
香りの表現は語彙が少なく、ワインもそうですが的確な表現ができません、難しいものです。
色はかなり濃く、グラスにはワインの涙ではなくラムの涙がたくさん見られます。
グラスに注ぐと香りはちょっと変化して、カラメルやバニラっぽい香りが加わります。
飲んでみると、いつもの2000円台のラムとは明らかに違うのがすぐに分かります。
とにかく滑らか、口に含んだ時から辛さや、チリチリ感などの刺激を一切感じません。
スルスルと水のような口当たりで、なんの抵抗もない喉越しです。
この感じは、ちゃんと熟成したワインと同じですね。
ひょっとして、こういった口当たり、喉越しのラムは初めてではないかと思います。
味に関しては、甘味が際立っていて、口当たりはよく刺激的なものは全くないのですが、甘みが強いので、口当たりほどには杯が進むということにはなりません。
エルドラドには更に熟成させた23年というものもあるのですが、どうなんでしょう?
更に濃く、更に甘くなっているとしたら私にはちょっと強すぎると思われます。
もうひとつ、エルドラド 15年が今まで飲んだラムとちょっと違うのは、飲み干した跡のグラスに残る香りです。
パンペロアニベルサリオなども、飲んだ後のグラスにはボトルからの直接の香りやグラスに注いだ直後の香りとは違ったカラメルの香りが残るのですが、エルドラド 15年はさらにバニラや、クローブ、バターとも言えるような香りが残り、これらが合わさるとクッキーやビスケットのような香りに感じられます。
初めて買ってみた3千円台のラム、エルドラド 15年はさすがにワンクラス上の味わいや喉越しに加え香りにも複雑さがあり、熟成したラムはやはりワイン同じような傾向になるものだと妙に感心しました。
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