ラムの飲み比べ

ここしばらく訳あって妻が週末実家に行っており、金曜日の夜から日曜日の夜までは一人のことが多くなりました。
結構時間を持て余すこともあり、金曜日、土曜日、日曜日の夜は、映画を見ながらビールやラムを飲むようになりました。

そうするとラムの減り方が速い速い。
そんなこんなで、プランテーション　オリジナルダーク　ラムは、いつもより速くなくなってしましました。

次は何にするか選ぶ楽しさを感じる前にサッと次を選びました。
お手頃価格ながら、今までに飲んだダークラムの中では好印象だったアプルトン 5年 V/X（Appleton Estate V/X）を購入。

前回飲んだ時の印象は、バニラやカラメルの香りが強く、意外とスムーズな喉越しで軽めだけど美味しいコストパフォーマンスの高いジャマイカ産のラム、というものでした。
あれからしばらく様々なラムを飲んでからの印象はどうでしょう。

ちょうど。プランテーション　オリジナルダーク　ラムが一杯分くらい残っていたので、両方のラムを比較できる滅多にない機会です。
まず、プランテーション　オリジナルダーク　ラムから始めます。
甘味も適度で喉越しよくカラメルやバニラの香りがしっかりしていますが、若干気になる香りも混ざっています。

次にアプルトン 5年 V/Xを飲んでみると、意外にもプランテーション　オリジナルダーク　ラムに比べても軽めなあじわい。
香りも以前感じたバニラやカラメルの強い香り、というよりバニラやカラメルの香りもある熟成した香り、という印象。
パンペロアニベルサリオなどにも通じる熟成香がはっきり感じられます。

味や香りの印象はそれまでに飲んで馴れていたラムの味わいや香りに左右されるものなんですねぇ。
ボトル差があるかもしれませんが、今回のアプルトン 5年 V/Xはアサヒビール株式会社扱いの正規輸入ものですから、これが本来の味わいなのかもしれません。

記憶から期待していた味わいは裏切られましたが、この価格でこの熟成感と滑らかさ。
悪くありません。
プランテーション　オリジナルダーク　ラムのストレートなバニラやカラメルの香りと、しっかり目の味わいも捨てがたく、この2種類のラムは定番化しそうです。